NHK 「公共メディア通信」「ブランデッド・ムービー」について(宮嵜哲朗プロデューサー)

NHK の「公共メディア通信」をご存じですか?NHK の取り組みなどをお知らせする映像コンテンツです。番組の合間に放送されるほか、NHKホームページで「経営に関する情報」としても公開されています。その他、NHK の各種キャンペーンの告知スポットなど、キュリアスプロダクションは一般番組だけではなく、CM的な映像コンテンツも制作しています。 

今回は、宮嵜哲朗プロデューサーに、クリエイティブ映像コンテンツの制作について、お話を伺いました。 

― 宮嵜さんのチームが担当しているコンテンツにいて教えてください。 

NHKの取り組みを紹介する「公共メディア通信」というミニ番組を制作しています。NHK のやっていることって、意外と知られてなかったり、分かりにくいことも結構ありますよね。それらを、分かりやすくまとめて、60秒など短い時間で伝えています。企業のメッセージをストーリー性のある映像で伝えるいわゆる「ブランデッド・ムービー」に近いですね。 

例えば、「公共メディア通信~“これまでも、これからも”~」シリーズの『情報空間の参照点編』では、“情報があふれる現代において、さまざまな事象・価値観を知り・共有・判断していく際の拠り所としてNHKは存在していく”…というNHKのメッセージが込められています。 

映像は、NHK のホームページの「経営に関する情報」から「動画で見る NHK」にアクセスすると見ることができますよ。 

ほかにも、NHKのオリンピック放送を周知するキャンペーンや、NHKプラスのCM、民放と共同の4K放送のPRなど、いろいろなキャンペーンの告知スポットも制作しています。 

― 一般の番組制作とは、どのような点が異なるのでしょうか? 

どちらかというと、CM とか企業 VP に近いですね。伝えたいことを、短い時間で、面白く、分かりやすく伝えることが求められます。 

普段テレビ番組ばかり作っている会社にはできないようなクリエイティブな演出を提案して、でもCM専門の映像制作会社よりも小回りの利く体制を心がけているので、最近よくお声がけいただくようになりました。 

NHK の取り組みや企業イメージを広報する役割なので、「雰囲気」や「ノリ」だけでは作れないんです。しっかりと取材をして、それをクリエイティブに演出しつつ、押し付けがましくなくメッセージを伝えるのは結構難しい。でも、そこが面白いところですね。 

― NHK キャンペーンや公共メディア通信に関わったことで、印象に残っていることはありますか? 

以前、担当した「深夜のイッキ見!まつり」というキャンペーンシリーズですね。 

東京オリンピックの期間に、連日深夜に人気番組を一気に集中放送することがありました。 

その「イッキ見!まつり」を告知するために、毎日冒頭に放送する 1 分のコント仕立てのミニドラマを36 本作ったんです。しかも制作の依頼は納期の 1 か月前!無茶もいいところですよね。大変だったけど、面白かったなぁ。その後「イッキ見!キャンペーン」の告知は第三弾まで制作して、「恋愛ドラマのパロディ」や「歌とダンスのミュージカル風」など、毎シリーズ演出に工夫を凝らして、楽しくてかっこいい動画を目指しました。 

― どんな人が、この仕事に向いていると思いますか? 

「公共メディア通信」や「 NHK キャンペーンスポット」に限らず、「なんでも面白がれる人」がいいと思います。出来上がっていく映像の過程を見て、「俺だったらこうしたい!」って、素直に思って、それを言葉にできる人。 

映像を作るって煩わしい作業の積み重ねなんですよね。でも、頑張れば頑張っただけいいものができる。それを実感できる人が、この業界で長く活躍できるんじゃないかなと思います。

 

― ありがとうございました! 

「公共メディア通信」は、NHK の HP で見ることができます。 

「動画で見る NHK」で検索、もしくは、「NHK のホームページ」→「NHK について」→「動画で見る NHK」「その他の動画」からぜひご覧ください。 

2024年10月取材

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