【ディレクター】森澤千洋(ちなみ)さん

Profile:長野県生まれ。専修大学 人文ジャーナリズム学科卒。2016年度 新卒入社。入社後、3ヶ月ほどADとして経験を積み、夏からはディレクター職へ。さまざまな番組の立ち上げにも関わり、現在は「明鏡止水 〜武のKAMIWAZA」の制作など多方面で活躍中。

<担当した番組>
・「フェアリーズなんです!!!!!」
・「明鏡止水 〜武のKAMIWAZA」
その他、当社の番組はこちらから。

Q. CURIOUS PRODUCTIONSを志望した理由は?
A. 就活はテレビ業界一本! 楽しそうに仕事のことを話す先輩の姿に惹かれました。

中学生の頃からテレビの仕事に興味があって、学校もその方面に進み、就活先もテレビの制作会社に絞っていました。CURIOUS PRODUCTIONSを志望したのは、会社説明会で先輩社員が楽しそうに話されている姿が印象的だったから。

この会社なら私も楽しく仕事ができそうだと思って応募し、アシスタントディレクター(AD)として入社しました。

Q. AD時代はどうだった?
A. つらかった(笑)! でも、想定の範囲内でした。

編集が夜遅くまでかかってしまったり、たえず時間に追われていたりして、けっこうつらかったのは事実。でも、「こんなものかな」と思っていたし、それよりも先輩たちのモノ作りを間近に見られること、自分も少しだけ役に立てることがうれしかったですね。

その後、入社1年目の夏にディレクターになりました。大学で学んだことが生きたというより、先輩から任されたことをコツコツとやっていたらチャンスが巡ってきたような感じでした。

Q. ディレクターになって印象的だった番組は?
A. 生配信の「フェアリーズなんです!!!!!」。成長するきっかけになりました。

ディレクターになって間もない頃、ダンスボーカルグループ「フェアリーズ」の冠番組として「フェアリーズなんです!!!!!」を手掛けました。

フェアリーズのメンバーから「ザ・バラエティなことをやりたい!」というリクエストがあったので、”箱の中身はなんだろな”や”ゴムパッチン”などを企画したんです。視聴者の皆さんからは「神回」とお褒めの声もいただいて、この番組ではゴムパッチンが恒例になりました♪

生配信は、視聴者の反応をリアルタイムで見られるのがいいところ。良い反応であれ、悪い反応であれ、リアクションをもらえるのってとてもうれしいんですよ。

「ああ、ちゃんと見てくれている人がいるんだ」とハッキリ認識できたのはこの頃から。以来、視聴者を意識しながら作るようになりましたね。

Q. 最近面白かった仕事はある?
A.「明鏡止水 〜武のKAMIWAZA」! 達人の心づかいに感動します。

最近は、武術の達人たちが登場するNHKのトークバラエティ「明鏡止水 〜武のKAMIWAZA」を担当しています。

ロケで達人の元を訪れると、達人たちはみんな私よりも年齢も上で、キャリアも長いのに、とても丁寧で、サービス精神が旺盛なのです。こちらのリクエストに頑張って応えようとされる姿に、毎回胸を打たれます。武の道を極め尽くした、いい意味で“変態”なところもステキなんです。

私はあまり趣味と言えるものがなく、夢中になれるものが少ないので、何かを突き詰めている人、熱中できるものがある人は羨ましく思います。そんな人々の話を聞いて「そんな世界もあったのか!」と知る瞬間はとても楽しいですね。


Q. 最近「“好き”を仕事に」というフレーズをよく聞くけれど、好きなものがないって不利?
A. いいえ。なければないで、武器になります!

ハマっているものがあると、それについて詳しくなれるので有利だとは思います。でも、好きなものがないということは、まっさらな状態で、先入観なくその世界に入っていけるということ。驚いたり、感動したりして、新鮮に体験できるのが武器だと思います。

私たちは日々いろんな番組を担当していて、そのつど勉強する必要があります。そのとき、素直にどんどん勉強していけるのは一つの強み。吸収率の高いスポンジのように、ぐんぐん知識を吸っていけますよ。

Q. ディレクター職の「いいところ」と「つらいところ」って?
A. うれしいのは、成長できる&リアクションをもらえること。
つらいのは、“面白さ”と常に向き合い続けること。

番組をイチから作っていけることは楽しいし、視聴者のリアクションも励みになります。手掛けていたものが完成した時は、「やりきった!」という達成感でいっぱいになり、「ちょっと成長できたかな」と自信も湧いてきます。

ツライことは、常に“面白さ”を求められて、それに応え続けなければならないこと…。実はそのプレッシャーが一番キツイ! AD時代がつらかったと言いましたが、本当につらいのはディレクターになってからでした(涙)。

いま必要な面白さとは何か、わかりやすく見せるためにはどうすればいいか、ずっと考え続けています。編集で悩んだときには徹夜になることもあって、体力的にキツイことも…。色々と覚悟が必要な職種ですね!

Q. 今後、手がけてみたい番組は?
A. ニッチな層の心を掴む、マニアックな番組を作りたい!

もともと、「さんまのスーパーからくりTV」が好きだったんです。大衆的でみんなで笑顔になれるところが魅力だと思っていました。でも、いざ制作側に回った時、「本当に面白いってなんだろう?」って考えはじめたんです。

今は、ニッチな層に突き刺さる「これは何を見せられてるんだ?」って思うようなコンテンツの方が、見る方としても作る方としても面白いと思うようになりました。

最近は、TNCテレビ西日本の「ゴリパラ見聞録」という番組をよく見ています。おじさん三人組が旅するという内容で、もとは福岡発でしたが、今は全国で放送されているほどの人気番組です。こんなふうに、地元から育っていくような番組を手がけるのが夢です。

Q. 最後に、未来の新入社員にエールを贈るなら?
A. 大量のアウトプットに備えて、今のうちからしっかりインプットを!

私たちの仕事はアウトプットが多いので、インプットがないとだんだん枯渇してしまいます。だから、学生の時や若い時からいろんなものに触れて、インプットしておくことが大切だと思います。

テレビを見ること、YouTubeで好きな動画をたくさん見ること、なんでもいいので、とにかくたくさんのものに触れること。それが結局、社会人になってから生きてくると私自身も実感しています。がんばってくださいね!


<経歴>
森澤千洋 1992年生まれ
2016年 株式会社スーパー・ブレーンNEX(現キュリアスプロダクション) 入社
●2016年
AD
・NHK 広報番組「もうすぐ9時プレマップ」
・NHK Eテレ「趣味どきっ!」
・テレビ神奈川「Ride&Life」

ディレクター
・NHK 広報番組「もうすぐ9時プレマップ」
・KADOKAWA運営 生配信プラットフォーム「生テレ」で「フェアリーズなんです!!!!!」「倉持由香のグラドルクエスト」など
・Yahoo!JAPAN運営 スポーツ動画「Spolay」
●2017年
ディレクター
・KADOKAWA運営 生配信プラットフォーム「生テレ」で「フェアリーズなんです!!!!!」
・Yahoo!JAPAN運営 スポーツ動画「Spolay」
●2018年
ディレクター
ABC放送 DIY動画メディア「LYKKE(現Onnela)」
●2019年
ディレクター
NHK Eテレ「高校講座 ビジネス基礎」
●2020年
ディレクター
NHK Eテレ「いつでもどこでも高校講座」
NHK Eテレ「高校講座 総合的な探究の時間」
NHK 「天才てれびくんHello,」
●2021年
ディレクター
NHK BSP「明鏡止水〜武のKAMIWAZA〜」
テレビ東京 「X-MOMENT Presents CHOTeN~今週、誰を予想する?~」

※この記事は、2021年1月24日に取材したものです。
※経歴は、2022年2月25日時点の内容です。

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